今やメンバー数が3000人! 『バイク女子部』のRide on Time連載スタート
Facebookのグループ「バイク女子部」の運営スタッフゆうことかおりによる連載ページがスタート! 今回は、バイク女子部って何? どんなことしてるの? などグループについて語っちゃいます。
今やメンバー数3000人!Facebookで繋がってリアルでも楽しんでます
かおり(写真左)
林 香織。愛車はMVアグスタ・ブルターレR989。遅いけどサーキット走行も大好き。お休みはほぼバイクに乗ってます(笑)
ゆうこ
松崎祐子。愛車はドゥカティ・スクランブラー。バイク歴はそろそろ30年だけど、未だ峠が苦手。普段は街乗り+ツーリング
バイク女子部って?
ゆうこ ライダースクラブで連載できるなんてビックリだよね!
かおり ほんとに! 私はサーキットを走りたくてバイクを購入したので、まずライダースクラブは読み漁りました。そういう意味では憧れの雑誌。そこでこうしてページを持たせてもらえるなんて感激です!
ゆうこ 私はもっぱらツーリング派なんだけど大丈夫かな(汗)。
かおり せっかくだから楽しんじゃいましょう♪
ゆうこ あ、ご紹介が遅れましたが、私たちは「バイク女子部」という女性ライダーのためのFacebookグループを運営しています。現在メンバー数は3200名(2020年12月9日時点)。グループ自体は2013年にスタートして、今年で8年目になります。
かおり 日本全国はもちろん、海外に住んでるメンバーさんもいたりして、日々活発な投稿がされてるんです。例えば「ツーリングで◯◯に行ってきました」とか、自己紹介で「〇〇に乗ってます。お近くの方、一緒に走りましょう」とか。
ゆうこ そうそう。教習所に通ってて「引き起こしが大変」とか「教官が厳しくてヘコみました」なんてライダー予備軍の方の投稿もあります。そういう投稿にはみんなから「頑張って!」とか「私も苦労しました」なんてコメントがたくさん入って、勇気をもらえる。
同じ女性同士だから共感できる部分が多いんですよね。 かおり 私もそれは実感します。バイク女子って普段あんまり出会えないけど、ここには3000人の女性ライダーがいる。ツーリング仲間を募集したり、気の合う友達を見つけたりしてますよね。ゆうこさん、ところでどうして「バイク女子部」を作ろうと思ったんですか?
ゆうこ 私、以前は『MOTO NAVI』というバイク雑誌の編集部にいたんですが、その時に『MOTOBEAUTY』という女性ライダー向けの雑誌を作ったんです。1冊丸ごと女性のためのバイク雑誌で、楽しみ方やウエア、女性インタビューなど紹介しました。その時に多くの女性から共感してもらえたのですが、予算の都合などもあり2号目を出すことができなくて……。
でもその時に、雑誌でなくても女性ライダーの情報をみんなで共有できる何かができないか? と思い、当時流行りだしたフェイスブックでグループを作ることにしたんです。知り合いの自転車好きの女性が「自転車女子部」というのを作っていてそれもすごく参考になりました。
かおり 私がゆうこさんと会ったのは『MOTO BEAUTY』のスナップ撮影のときでした。
ゆうこ 綺麗なピンク色に塗装されたブルターレに乗るカッコいい女性がいるな〜と思って。同じロングブーツを履いてて意気投合したんだよね! でもそうして、かおりさんとの出会いがあって今のバイク女子部に繋がったと思います。
みんなの浴衣姿が新鮮!
ネット上だけからリアルな集いへ
ゆうこ それまではSNS上だけの繋がりだったバイク女子部ですが、2014年8月に初めてリアルイベントである「浴衣女子会」を開催しました。
かおり 当時、私がレンタル819に勤めていたこともあって、「東京湾花火大会をみんなで見よう!」という企画で、レンタルバイクお台場に集まったんです。気分を盛り上げるために浴衣で集まろうとなって、この時、浴衣を持ってない女子のためにバイク女子部の着物好きの女性が浴衣、帯、ゲタなどすべて用意してくれて。結局この日は雨で花火は上がらなかったのですが(苦笑)、とても思い出に残る楽しいイベントになりました。
ゆうこ それが2014年8月。そうやって少しずつ女性ライダーの輪が広がって、2016年にはなんと1000人達成! 最初は数人だったグループがこんなにも大きなグループになるとは嬉しかったですね。
かおり ほんとに。で、1000人を達成した記念ということで新東名のネオパーサ清水ぷらっとパークで初めてのミーティングをやったんですよね。ここにはレンタルバイクNEOPASA清水があるので、準備段階から当日まで色々お世話になりました。
ゆうこ この時は、みんながリアルにバイクで集まれる場所を作りたいねってことで、出展メーカーもほぼなかったのですが、長年レース活動をされている女性ライダーの草分け腰山峰子さんにゲストにお越しいただいたり、国際女性ライダー連盟のWIMAさんに出展いただいたりもしました。バイク女子部のイベントはいつも多くの女性ライダーさんのご協力があって実現しているのです。
かおり ほんとにそう思います。このとき参加してくれた女性ライダーは80名ぐらいですが、それまではSNS上でしか会ったことのない女性同士がリアルに会える場ができたので、そういう意味でもミーティングは今後もやっていきたいねという話になりました。
ゆうこ で、2017年、2018年、2019年とネオパーサ清水で開催して、徐々に色々なメーカーさんにも出展いただけるようになりました。2018年、2019年はモトラッド相模原さん、トライアンフ東京さん、サインハウスさんによるミニ試乗会も実施。普段は男性ライダーに遠慮してなかなか試乗できない女性からも好評でした。
かおり で、2020年はなんとバイク女子部3000人達成記念!
ゆうこ こうなると、日本で一番大きな女性ライダーのコミュニティかも?
かおり きっとそうだと思います!で、2020年は場所を変えてバイカーズパラダイス南箱根で開催しました。ただ新型コロナウイルスの影響もあり、当初予定していた4月から延期して8月末の開催でしたが、約140名の女性ライダーにお集まりいただきました。
ゆうこ それだけの数の女性ライダーのバイクがずらっと並ぶ様子は圧巻だったね。お天気も良く、バイカーズパラダイス自体への来店を含めるとこの日は1000人越えの来場。今この記事を読んでいただいている方の中にも「次回は行ってみようかな」って方がいると嬉しいです。
関西方面でのイベントも
かおり 私たちが東京在住なので、イベントをやるにも関東メインになることが多いのですが、他のエリアのバイク女子部メンバーにも会いたい! ってことで、2018年には神戸のカフェをお借りしての関西ミーティング&淡路島ツーリング。2020年は関西&四国ツーリングを実施。女子部の運営スタッフでもある大阪在中のとみちゃん、そして東京からは同じくかよこさん、そして私たちがツーリングの道中で現地メンバーに会うというユニークなツーリングを実施しました。
ゆうこ あれは楽しかったね! 地元のメンバーさんにグルメスポットを教えてもらったり、ツーリングで先導してもらったり。その様子は私たちが運営する、バイク女子のための情報サイト「バイク女子部通信」でもリポートしていますのでぜひご覧ください(という宣伝も・笑)。
かおり イベント参加やツーリングリポート、バイクで立ち寄りたいおすすめスポットなど男性にも読んでいただき記事がたくさんあります。ゆうこ いつかライダースクラブさんと一緒に、イベント開催やってみたいですね。
かおり バイク女子部のみんなでライパに参加してみたいです。私は自分でもレン耐に出たりサーキット走行も楽しむので(遅いですけど・笑)、女性チームでどんどんレース参戦したいです。以前女性チームでレン耐に出たときは本当に楽しかったので。ゆうこ 私はサーキットは苦手なんだけど、せっかくライダースクラブさんでの連載も始まったし、チャレンジしてみようかな。
かおり ゆうこさん、サーキット楽しいですよ!
ゆうこ 今回は連載初回ということで、私たちが何者なのか、バイク女子部って何? ってところのお話をしました。ライダースクラブの読者の方は男性の方が多いと思いますが、女性ライダーはこんな風にバイクを楽しんでますよ〜ってのを今後お伝えできたらと思っています。
かおり なんだかワクワクしてきちゃいました! 寒い季節に突入しましたが、バイク女子はいつも元気いっぱい! ツーリングはもちろんですが、バイクのイベントやサーキットにもよく行くので、もし私たちをどこかで見かけら声を掛けてくださいね。
check! 女性ライダーのための情報サイト「バイク女子部通信」も見てね!
Facebookコミュニティ「バイク女子部」から生まれた女性ライダーのための情報サイト。カッコ良く、オシャレにバイクを乗りたい女性に向けて、ツーリング、ファッション、スポット、乗り方、美容など、女性ライダーが知りたい情報を女性目線で紹介。全国のバイク女子部メンバーも特派員となり情報発信しています。https://bikejoshibu.com/