2022年 今買える!直列4気筒カタログ|ホンダ編
スペックを重視し、1psでも多くのパワーを、1km/hでも高い最高速を求めた時代。直列4気筒は、そんな熱かった時代の申し子だ。そして今、徐々にその熱量が失われ、クールな電気モーターに置き換わろうとしている。そんな時だからこそ、今買える直4車両をご紹介!ホンダ編
CB1300 SUPER FOUR/SP
熟成を重ね、完成度を高めてきた直4エンジンはスロットルバイワイヤを採用。高精度な制御によりスムーズさとダイレクトな力強さを併せ持っている。低回転域では怒濤の加速を見せながら、常用する中回転域ではよりリニアなトルク特性を発揮。高回転域では直4らしい伸びやかさを見せる。自然吸気直4の究極とも言える仕上がり。
CB1300 SUPER BOL D’OR/SP
ネイキッドらしいダイナミックな操る楽しさを発揮しながら、高速道路巡航時の快適性を高めるハーフカウルを標準装備。ホンダ・ネイキッドのフラッグシップモデルにふさわしい風格と日常的な扱いやすさを両立する。エンジンは、ネイキッドバージョンのCB1300Super Fourと同等。ビッグネイキッドという言葉がよく似合う迫力だ。
CB1100/EX/RS
空冷エンジンの美しさを追求し、空冷フィンは1枚1枚を深く薄くデザイン。バフがけによる有機的な曲面が、きらびやかなシリンダーヘッドカバーと相まって、エンジンがひときわ映える。全域でトルクフルなエンジンは、ゆったりとした心持ちで大らかに楽しむ大人のライダー向き。重厚なサウンドも、耳を楽しませてくれる。
CBR1000RR-R FIREBLADE/SP
レースで勝つために、ホンダが本気になった。218psを1万4500rpmで叩き出すエンジンは、サイズから内部構造に至るまで一切の妥協を排除。パワーのみならず、軽量コンパクト化やマス集中化によりハンドリングの向上にも寄与している。SPはオーリンズ製の電子制御サスを前後に標準装備。ギャップ吸収性や接地感を高めている。
CB1000R
正統派ネイキッドらしいレトロ感と、エッジの効いたモダンさを融合。走る楽しさを重視しており、CBR1000RRの流れを汲む直4エンジンを搭載。ストリート向けにファインチューニングを施し、ストリートからワインディングまで、リニアなスロットルレスポンスと力強いパワー感を発揮する。スロットルバイワイヤシステムを搭載。
CBR650R
カジュアルにスポーツライディングを楽しめるよう、648ccのエンジンはトップエンドのパワーよりも日常域での扱いやすさを重視。回さなくてもキビキビと走れる特性で、ストリートでも楽しめる。アップライトなハンドルポジションで、ツーリングも快適だ。装備を必要十分な範囲に抑えることで、リーズナブルな価格を実現する。
CB650R
しなやかな特性のスチールフレームに648ccのエンジンを搭載。軽快な走りが楽しめるネイキッドモデルで、7000rpmからの高回転域ではエキサイティングな加速も味わえる。フロントサスペンションはSHOWA製SFF-BB倒立フォークを採用し、右側に減衰機構を備える。メーターは車体デザインを損なわない薄型デジタルタイプ。
CBR600RR
今や絶滅の危機に瀕している600ccスーパースポーツ。一般ライダーでも扱い切れるパフォーマンスを備えており、本格的スポーツライディングの入門には最適だ。最新モデルはエンジンの吸排気系の効率を向上し、車体も細部まで見直し。ウイングレットや、緻密な車体姿勢コントロールを実現するIMUを装備するなど、新機構を投入。
CB400 SUPER BOL D’OR
CBの名には直4こそふさわしい。直4であることにこだわり続け、熟成を重ねることで完成度を高めてきたCB400シリーズのハーフカウル装着モデル。スポーティーさと安定性の高さ、高速道路を巡行する際の快適性を両立している。左右のカウル内側には収納ボックスを装備。左側にはキーロックを備え、使い勝手を高めている。
CB400 SUPER FOUR
’92 年の初代発売以来、直4エンジンを進化させ続けている。回転数に合わせて1気筒あたりの作動バルブ数を2バルブ/ 4バルブと切り換えるHYPER VTEC Revoを搭載し、全域でのパワフルさと巡航時の燃費性能も追求している。PGM-FIやアイドル・エア・コントロール・バルブが低回転域の力強さと高回転域の伸びやかさをもたらす。