1. HOME
  2. COLUMN
  3. 【モトコルセ|好きだから、こだわりたい】公道でもサーキットでもドゥカティらしさを楽しみたい【小林伸一さん】

【モトコルセ|好きだから、こだわりたい】公道でもサーキットでもドゥカティらしさを楽しみたい【小林伸一さん】

2気筒エンジンとスポーツバイクが好きだからこそドゥカティに魅了されたが、パニガーレV4の完成度の高さにもやはり好奇心と趣味心を抑えられなかった。

【小林紳一さん】
神奈川県在住。40歳。2台のドゥカティのほかにR1300GS、16歳の頃に買ったものも含めた3台のNSR250R、GPZ750F、VT250Fなどを所有。かつてハーレーに乗っていたこともある2気筒好きだ
PHOTO/H.INOUE TEXT/T.YAMASHITA
取材協力/モトコルセ TEL046-220-1711 
https://www.motocorse.jp/

公道でもサーキットでもドゥカティらしさを楽しみたい

特定のバイクメーカーにこだわりはないと話しつつも「ドゥカティは唯一無二」と、小林紳一さんは微笑みながら言う。

「スペック、パワー、スタイル。どれもドゥカティはずば抜けていて、最新のスーパーバイクに乗ってみたいとずっと思っていました。V4ではなく、やっぱり2気筒です。神奈川に住んでいますし、雑誌で知っていたので、モトコルセの厚木ラボへ行ったんです。そうしたら試乗もせず、即決でした(笑)」

最初のドゥカティは、1299パニガーレSだ。ライディングパーティやモトコルセの走行会に参加するようになると、すぐにトランポも購入してのめり込んだ。

「もともとは峠小僧だったのですが、昔からサーキットも走っていました。でもここ4-5年で行く機会が増えました。ラップタイムは気にせず、ファンライドが中心です。硬めの足まわりはサーキットに向いていると思いました。バイクに合わせて走り方を変えていくタイプなので、乗りづらいとかは関係ないですね」

その1299は、車検が切れたタイミングでサーキット用マシンにした。すると公道用のドゥカティが欲しくなったと言う。

「その頃にはV4にも興味が湧いてきていました。いくら2気筒のほうが好きでも、一度は乗ってみないとV4のことをアレコレと言えませんからね。それでストリートファイターV4に試乗させてもらったら、見事にハマりました。シリンダーが増えただけではなく、車体が軽くて乗りやすいし、とにかく速い。ライダーフレンドリーなバイクで、ツーリングバイクと思ったくらいでした」

そして手に入れたパニガーレV4スペチアーレは、アッパーとサイドカウルはドゥカティ純正のサーキット用、タンクとアンダーカウルとシートカウルはモトコルセのカーボン製に換装しているが、「転びたくない(笑)」からと公道用にしている。

「休日にはツーリングをしています。先日はパニガーレミーティングへ行って、こんなにいっぱいいるんだと驚かされましたし、いろいろなパニガーレを見られて楽しかったです」

小林さんがかぶっているキャップは、そこで購入した公式グッズだ。

「カスタムの対応や走行会など、モトコルセは全部やってくれるので安心です。それに展示しているバイクがどれもすごい。スーパーレッジェーラも欲しいですけど、一番欲しいのはアヴィントン。人生最後のバイク、終活ですね。それでもこの2台を手放すつもりはありません」

DUCATI PANIGALE V4 SPECIALE

2018年に1500台限定で発売。前後サスペンションとステアリングダンパーはオーリンズ製電子制御式の他、リゾマ製タンクキャップとステップキット、可倒式レバーなども備える。小林さんの車両は一見ノーマルだが、フューエルタンクとモノコックシートフレーム、外装すべてをモトコルセのカーボンファイバー製とし、純正風に塗装している
2018年に1500台限定で発売。前後サスペンションとステアリングダンパーはオーリンズ製電子制御式の他、リゾマ製タンクキャップとステップキット、可倒式レバーなども備える。小林さんの車両は一見ノーマルだが、フューエルタンクとモノコックシートフレーム、外装すべてをモトコルセのカーボンファイバー製とし、純正風に塗装している
クラッチはSTM製に換装。クラッチの動きを確認できるクリアカバーが楽しい
クラッチはSTM製に換装。クラッチの動きを確認できるクリアカバーが楽しい
リアブレーキのリザーバータンクは、マスターシリンダーをカバーするモトコルセのCNCアルミビレット製に換装
リアブレーキのリザーバータンクは、マスターシリンダーをカバーするモトコルセのCNCアルミビレット製に換装
ハンドルバーやMotoGP風スイッチなどは小林さん自ら作業したカスタムだ
ハンドルバーやMotoGP風スイッチなどは小林さん自ら作業したカスタムだ
サイドスタンドもモトコルセのCNCアルミビレット製で、さりげなくシルバーを選んだ点が秀逸だ
サイドスタンドもモトコルセのCNCアルミビレット製で、さりげなくシルバーを選んだ点が秀逸だ

DUCATI 1299 PANIGALE S

スーパーバイクのフラッグシップとしては最後となる、1285ccのL型2気筒エンジンを搭載する、パニガーレの歴史の節目となったモデル。上位グレードのSにはオーリンズ製電子制御サスペンション、LEDヘッドライト、鍛造アルミホイールなどを標準装備する。小林さんは、こちらにも純正の文脈に沿った外装カスタムを施している
スーパーバイクのフラッグシップとしては最後となる、1285ccのL型2気筒エンジンを搭載する、パニガーレの歴史の節目となったモデル。上位グレードのSにはオーリンズ製電子制御サスペンション、LEDヘッドライト、鍛造アルミホイールなどを標準装備する。小林さんは、こちらにも純正の文脈に沿った外装カスタムを施している
スマホマウント用モトコルセ製ユニバーサルマウント。サーキット走行時は同意匠のボックスナットを装着
スマホマウント用モトコルセ製ユニバーサルマウント。サーキット走行時は同意匠のボックスナットを装着
削り出しインナーが美しいアルト製ブレーキディスクとBST製カーボンホイールで足まわりを強化 
削り出しインナーが美しいアルト製ブレーキディスクとBST製カーボンホイールで足まわりを強化
モトコルセ製CNCアルミニウムクイックオープンタイプ
モトコルセ製CNCアルミニウムクイックオープンタイプ
アグレッシブかつクリーンな雰囲気に演出するモトコルセ製カーボンコンパクトライセンスプレートサポート
アグレッシブかつクリーンな雰囲気に演出するモトコルセ製カーボンコンパクトライセンスプレートサポート

関連記事