オレのマシンをカッコよく撮る!【撮影テクニック】
[PHOTO DATA] 絞り:F2、シャッター速度:1/320 秒、ISO感度:100 焦点距離:40mm、WB:晴天 PHOTO:柿島達郎
バイクのタンクに映り込む光を狙う

背景が雑然としているときはシャドーを利用する
対象を全体で捉えようとしたときに、背景が乱雑になると印象が薄くなる。すっきり整理するのが望ましいが、状況から難しいこともある。そこで、対象物が引き立つよう背景のシャドー部分を利用する。暗い中に明るい対象が入ることで、ボディが浮かび上がってくる。
[PHOTO DATA] 絞り:F2、シャッター速度:1/640 秒、ISO感度:100 焦点距離:40mm、WB:晴天 PHOTO:柿島達郎
コントラストを強調してメリハリのある写真に
ハンドル部分やモール部分など面になっていない金属部分は、ハイライトとシャドーをはっきり分けることで力強い印象をつくり出すことができる。光源を使ってコントラストを強めて情報を整理する。白と黒ではっきり分けた表現で対象物に寄ると、力強く印象深い写真になるだろう。
[PHOTO DATA] 絞り:F2、シャッター速度:1/20 秒、ISO感度:400 焦点距離:35mm、WB:晴天 PHOTO:柿島達郎
光の映り込みや、シャドーの利用、コントラストの強調など、ちょっと意識するだけで、これまでとは一味違う写真になるはず。「ぞくぞくする写真」をぜひともあなたのマシンで! (編集 M)]]>