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転ばないヤマハの前二輪バイク『LMW』に、900cc三気筒『NIKEN』2018年登場!

転ばない!? ヤマハの三輪バイク 風を切って走るバイクは気持ちいい。 でも、大きくて重いのに、転んだりする可能性があるのが心配……と思う人は多いだろう。しかし、ヤマハは転ばないバイクを作りたいと思っている。 そんな『めざせ、ころばないバイク』の最新版が、2018年中に発売予定というヤマハ・NIKEN(ナイケン)。バイクのように傾けてスポーティに走ることができる三輪車だ。三輪車といっても、通常の後ろが2輪で傾かないタイプではない。すでに、トリシティという125/155ccのスクーターで人気を博している前二輪、後ろ一輪の、傾けられる三輪車だ。 これのヤマハ独自のLMW(Leaning Multi Wheel)は前輪を交互に上げ下げする構造になっていて、バイクと同じように傾けて曲がるようにつくられている。見た目は三輪だけれど、乗った感じはバイクなのだ。バイクの軽快感はあるけれど、バイクを寝かしたり、ブレーキかけたりする時の不安感は少ない。傾けた状態で、ブレーキをかけても、四輪車のようにギュウッと減速できてしまう。 202 もちろん、絶対に転ばないというわけではないが、その安定感は、バイクに乗り慣れていない初心者には大きな安心材料になるし、ベテランにとっても『気を遣わなくて済むのでツーリング先でゆったり景色を楽しめる』といったメリットがあるのだ。 LMW第1弾のトリシティは、誰もが親しみやすいスクーターのカタチでグローバルモデルとして発売された。じっさいに日本だけでなくアジアやヨーロッパで人気を得たほか、たとえばイスラエルでもブレイクしているという。

迫力ある900ccのスポーツモデル『NIKEN』登場!

  303 そんなLMWの最新版として発表され、間もなくの発売が期待されるのがNIKENだ。NIKENはよりバイクらしく、そして『誰もが思い通りに気持ちよく走れる』というヤマハのバイクの理念どおりにつくられているという。古くからのバイクファンには『ハンドリングのヤマハ』というキーワードも知られているが、三輪バイクという普通とは違った形の乗り物であっても、同じ理想を実現しようとしているのだ。 ヤマハの開発スタッフも「LMWは前輪がふたつありますが、乗ったらそれを感じさせません。むしろ、ヤマハらしいハンドリングを追求した結果がこのカタチなんです」と語る。「どのバイクであっても、自然にそうやってヤマハらしくつくってしまうんですけどね」とも。 NIKENの構造は、基本的にはトリシティと同様でその延長線上にある。大きな違いは、普通のバイクのように跨って乗るタイプなのと、エンジンは865ccという大型スポーツバイクをベースとしたものを搭載していること。そして移動のためのコミューターというよりは走って気持ちいいスポーツバイクとしてつくり込まれていることだ。 404 バイクユーザーの『思いっきり、でも不安なく安心して楽しみたい』という贅沢な要望を叶える切り札がNIKENなのだ。どんな状況であっても安心してツーリングできるように、バイクらしい爽快なスポーツランが楽しめるように……。ヤマハは、これをNIKENで実現したあとのことも考えている。それは『めざせ、ころばないバイク』というトリシティで掲げた理想を、現実のものにすることだ。  

さらに広がるヤマハの前二輪『LMW』の世界

5'05 506 最新のバイクやクルマには、さまざまな電子制御技術が用いられている。不意の急ブレーキでもスリップしないようにとか、アクセルの開け過ぎ(踏み過ぎ)でもホイールスピンしないように、といったものが代表的だ。クルマであれば横滑りしてスピンしそうになったとき、4つの車輪に個別に、しかもドライバーに気付かれないよう自動的にブレーキを少しずつかけて、スピンを防止する機能もある。 NIKENにも現代の標準的な電子制御機構が備わっている。だが、さらに近い将来に実現するであろう制御機構を用いれば、たとえば信号などで停止した際に自立してくれて、地面に足を着く必要もなくなる。また、クルマのようなブレーキ制御がLMWで実用化されれば、スリップや転倒につながりそうな動きを早めに察知して『転ばない』を実現することもできそうだ。 最後にヤマハの開発スタッフの言葉を紹介しよう。 「この技術が進化して、もっと違う乗り物にも発展していくと思っています。その結果、便利で安全な小型パーソナルモビリティとして先進諸国都市部の渋滞緩和に貢献するとか、自動運転技術とし融合して新たな未来をつくる一助となるなど、さまざまな方向性と可能性がLMWには詰まっています。もちろん、ヤマハらしくバイクを操る楽しさを伝道するためのツールとして機能させたい想いもベースにありますが、生活に密着したモビリティの未来にとっても、LMW技術は価値があるものだと思うのです」 二輪の軽快さと四輪の安定性を併せ持つ、三輪のLMW、NIKENに乗ってみたいと思いませんか? (吉岡直矢)]]>

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