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アールズ・ギアから新型『リアルスペック チタンスリップオンマフラー』登場!

CatchUp R/C RECOMMEND ITEM バイクライフがもっと楽しくなる注目のバイク&アイテムを紹介!  スリップオンでココまで変わる新型カーボンエンド異形サイレンサーがアールズ・ギアから登場

r’s gear BMW S1000RR&XR リアルスペック チタンスリップオンマフラー

「社長、同じじゃダメですか?」とは、XRのマフラー開発をスタートするときのスタッフの素直な気持ちである。エンジン形式が同じなのだから、そう思うのは当然だ。

しかし、サーキットをターゲットとしたRRと、オンロードを主体としたアドベンチャーモデルのXRとでは当然出力特性が異なる。RRはシフトカム機構を導入しているが、XRは敢えて割愛している。この差は、アールズ・ギア代表の樋渡さんには見過ごせない。 出力特性のグラフで見てしまえば、アールズ・ギアのコンセプト通りの「全域パワーアップ+フラットトルク」を実現しているが、両車の音質やフィーリングは異なる。

RRはレーシーで、“ガルガル”と迫力満点のサウンドを奏で、高回転域まで一気に吹け上がる。対してXRはジェントルで、雑味のような部分を排除した上質なサウンドだ。2000rpm辺りの実用域ではフラットトルクがライダーに優しく、とにかく乗りやすい。そして6000rpmからは、BMWのエンジンらしいゴリゴリとしたパワーを見せる。 スリップオンマフラーが、異なるキャラクターを、さらに上質なものに仕上げている。

サイレンサーボディと異型カーボンエンドはRR用とXP用で共通だが、内部構造はまったく異なるものだ。パイプのパンチングなどで、排気効率とサウンドを作り込んでいる。写真はチタンポリッシュ

S1000XR(’20~)リアルスペックチタンスリップオンマフラー

重量:約1.4kg(STD:2.4kg)
チタンポリッシュ 10万2300円
チタンドラッグブルー 10万7800円

S1000RR(’19~)リアルスペックチタンスリップオンマフラー

最高出力:182.6ps(STD:179.8ps)
重量:約1.3kg(STD:2.2kg)
チタンポリッシュ 9万3500円
チタンドラッグブルー 9万9000円

r’s gear 代表&パーツプロデューサー 樋渡 治さん

開発とツーリングで年間2万kmを走行する。単純に最高出力を追うのではなく、さまざまな状況での扱いやすさを追求するためには、時間をかけた実走テストが欠かせないのだ
S1000RRのパワーグラフで、青い線がノーマル、赤い線がアールズ・ギア/リアルスペック・スリップオン装着時のパワーカーブだ。全域でのパワーアップと最高出力向上を実現している。そしてフラットトルクが乗りやすさのポイントだ

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