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デジタルコクピット時代! Apple CarPlay&Android Auto スマホで繋がる新時代!

スマホと繋がるインフォテインメント新時代! ハーレーダビッドソンから電動バイク「ライブワイヤー」が発売されるなど、ここ数年でバイクと“電気”“デジタル”の融合が急速に進んでいる そんな業界の動きに合わせるように、メーターやインフォテインメントも “デジタルコクピット”に進化したバイクが続々と登場している [caption id="attachment_678717" align="alignnone" width="900"] デジタルコクピットの二大勢力が、Appleの「Apple CarPlay」とGoogleの「Andr oid Auto」。自分が普段使っているスマートフォンに入っている使い慣れたアプリ を、バイクのディスプレイ上でも利用することができる[/caption] AutoApple CarPlay Android Auto

バイクでアプリが使えるApple CarPlayとAndroid

インフォテインメントは、インフォメーション(情報)とエンターテインメント(娯楽)を組み合わせた自動車業界の造語。今、クルマの世界では従来のカーオーディオとカーナビに加えて、スマートフォンを組み合わせることで、スマホをクルマで活用できるようにした装備が増えてきている。そんなインフォテインメントがバイクにも取り込まれ、昨今はメーターが〝デジタルコクピット”に進化している。 その代表的なものが、アップルの「アップル・カープレイ」と、グーグルの「アンドロイド・オート」。 いずれも、アイフォーンやアンドロイドスマホの操作方法はそのままに、クルマやバイクのディスプレイで対応アプリを使えるようにしたものだ。すでにホンダのゴールドウイングや CRF1100Lアフリカツイン(アップル・カープレイのみ)、ハーレーの「BOOM!Box・GTS インフォテインメントシステム」では、これらの便利なインフォテインメントシステムが利用できる。 メーターパネルと一体化したデジタルコクピットは、スマホを取り付けて使うより見やすく安全性が高い。 なにより普段使い慣れたスマホのナビアプリの画面がメーターに表示されるというのは、誰にでもその便利さが想像できるというもの。ナビ以外にも電話や音楽再生ができるほか、インカムを通じて各種アプリが呼び出せるなど、スマホとの組み合わせで、これからのバイクの楽しみ方が変わっていくのは間違いない。

Digital Cockpit:1 デジタルコクピットでできること

アイコンをタップして開いたアプリを使うという、普段使っているスマホの操作感をバイクのディスプレイで再現したデジタルコクピット。メーター一体の画面でスマホアプリの操作ができるのは便利この上ない。なお、アプリはApple CarPlayやAndroid Auto対応であることが必要だ。 ◎電話の発着信 かかってきた電話の応答や、電話帳から番号を選んで発信することが可能。相手先や電話番号を視覚的に確認できるのが便利 ◎テキストメッセージ ショートメッセージなどのメッセージアプリも利用可能。受信したメッセージを読み上げたり、音声入力で書いて送ることができる ◎ナビゲーション iPhoneのマップやGoogle mapをディスプレイで利用可能。Apple CarPlayではYahoo!カーナビやカーナビタイムにも対応する ◎音楽再生 スマホに入っている音楽の再生の他、YouTubeやポッドキャストでは、コンテ ンツ一覧やタイトルを見ながら操作できるのが便利だ   ナビゲーション [caption id="attachment_678714" align="alignnone" width="900"] 最も便利なのがナビの画面をメーター内に表示できること。AppleのマップアプリやGoogle mapアプリのナビ画面を、車載専用の横位置にデザインし直して表示してくれるので、判読性が高く使いやすい[/caption] 操作方法はさまざま [caption id="attachment_678715" align="alignnone" width="900"] ボタン[/caption] [caption id="attachment_678716" align="alignnone" width="900"] 音声入力[/caption] [caption id="attachment_678708" align="alignnone" width="900"] タッチパネル
デジタルコクピットの操作は、ハンドルに付いているボタンや、タッチパネルによる操作のほか、SiriやGoogleアシスタントの音声入力が使える。バイクではインカムを通じた音声操作をオススメしたい[/caption]

Digital Cockpit:2 デジタルコクピット搭載モデルが続々と登場!

メーターのカラーTFTディスプレイ化 が進むのに合わせて、今、デジタルコクピットを採用するモデルが急増中だ。ボッシュがその基盤ともいえる「mySPIN」を提供しており、主に欧州メーカーのニューモデルへの採用が進んでいる。カワサキも導入を予定しており、今後もこうしたモデルが増えるのは間違いない。 BMW [caption id="attachment_678709" align="alignnone" width="900"] BMWは’21年型 のR1250RTで10.25インチのデジタルコクピットを採用。横長の画面でメーター+ナビ、ナビのみといった多彩な表示が可能[/caption] DUCATI [caption id="attachment_678706" align="alignnone" width="900"] ドゥカティはムルチストラーダV4で、ボッシュのシステム「mySPIN」を採用。Genius MapsやSygicといった欧州でポピュラーなアプリが使える[/caption] TRIUMPH [caption id="attachment_678707" align="alignnone" width="900"] トライアンフのタイガー900GT Proは「MyTriumph」を新たに搭載。アクションカム「GoPro」の操作のほか、ターンバイターンナビの表示などができる[/caption]]]>

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