初代KATANAがよみがえる マジカルレーシング KATANA用カーボンパーツラインナップ
スクリーンや外装などを中心に人気バイクのカスタムパーツを手掛ける「マジカルレーシング」から初代KATANAを彷彿させる パーツ類が続々とラインナップ。今回は最新のカーボンパーツを紹介していこう。
MAGICAL RACING KATANA用カーボンパーツ
短く切り落としたテールが現代のトレンドというのは理解できるが、「KATANAはやっぱりロングシートの方が……」という方も多い。そこでマジカルが導き出したのがこの手法。最初はテールカウルのみリデザインで作ろうとしたが、どうにも納得できず思い切ってシングルシートにした、と同社代表の蛭田さん。何度も試作して長さや角度を検討したという。
細身でシンプルだが、やはり初代をイメージさせるテールランプを装着し、シートカウル部にはクイックファスナーで開閉できる小物入れを装備して利便性もアップ。 特徴的なバイザースクリーンや半月型のフロントフェンダーなども初代を彷彿させるが、いずれも新規造形。
アンダーカウルはサーキット走行やレース参戦も可能なオイルキャッチ構造になっている。そしてホイールはマジカルレーシングが扱うBST社のカーボンコンポジットの「ラピッドテック」に換装(62万7000円)。スリット5スポークが良く似合う。
シングルシートとすることで初代のイメージを実現。シートカウルは何度も試作して長さや跳ねあがる角度、後輪とのクリアランスを突き詰めた