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2021年上半期のベストセラー・クルーザー『REBEL1100』を楽しむ! Kファクトリーの世界

クルーザーを超えたスポーツ性を実現するカスタマイズ HONDA REBEL1100 Build by K-FACTORY CRF1100L用をベースとする1082cc水冷並列2気筒エンジンを搭載したレブルシリーズの最新モデルに、K-FACTORYが専用パーツを開発。注目したいのはやはりチタン製フルエキゾーストだ。原田哲也さんのインプレッションを混じえつつ詳細をお伝えしよう。

歯切れのいいサウンドで気分よく走れるマフラー

このたびケイファクトリーがレブル1100専用に開発したパーツはマフラー、ラジエターコアガード、フロントアクスルスライダーで、マフラー以外はすでに販売中だ。 今回試乗したカスタム車は、そのほかに前後サスペンションがオーリンズ、フロントブレーキキャリパーはブレンボのモノブロックとなる。

「ノーマルに乗ったことがないことを前提で言うんだけど、マフラーは開けたときやブリッピングのときの音が歯切れよくていいね。ライダーにはサウンドが響いてくるし、乗ってる気にさせてくれる。それでいてうるさくはないし。ジェントルなカスタムが注目されていきそうな、これからの時代に合っていると思う」

マフラーによる軽量化も効いているそうで、足まわりのカスタムのマッチングも良好のようだ。 「ペースを上げると気持ちよく走れるサスペンションだし、ブレーキもよく効く。重いバイクほど恩恵があるカスタムだと思うし、ツーリングにも合ってるんじゃないかな。

加速よりも止まる方が難しいし、きちんとした性能のブレーキにすることはカスタムの必須とも言えるね。とくにABSがあるなら、しっかりとした制動力があったほうがいい」 クルーザーだからこそ足まわり強化が効くという好例に仕上がったケイファクトリーのカスタム。オーナー諸氏の大きな参考となるはずだ。

ブレンボ製モノブロックキャリパーとスウェッジラインプロのホースを装着。キャリパーマウントはK-FACTORYが製作したアルミ切削品だ
フロントフォーク強化に合わせてスタビライザーを装着して剛性をさらに高めている

フロントフォークはオーリンズの正立に換装。スポーツ走行にも対応する足まわりに強化した

マジカルレーシング製タイプ6ヘッドのミラー。本体はカーボン製だ
リアサスはオーリンズの2本サスに換装
ステンレス製のラジエターコアガードRタイプ(1万6500円)は発売中で、ブラックアルマイト(2万350円)もある
ヘキサゴン形状のサイレンサーを持つフルエキは現在開発中でJMCA認証取得予定。期待しよう
焼き色がきれいなナンバープレートホルダーもオーナーが期待するパーツだ
ベースプレート部をステイゴールドに彩ったフロントアクスルスライダー(9900円)も好評発売中。スライダー本体は定評あるジュラコン樹脂を採用している
シャンパンゴールドのフルエキに加えて、前後オーリンズのゴールドがブラックの車体に映える。走行性能向上のみならずドレスアップ効果も抜群だ

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