1. HOME
  2. アイテム
  3. メガネ=視力矯正だけじゃない! ライダー専用アイウエアで目の機能をアップデート

メガネ=視力矯正だけじゃない! ライダー専用アイウエアで目の機能をアップデート

数ある人間の感覚器官の中で、「眼」は一番重要。その眼の性能を格段に高めることができるのが、ライダー専用メガネ「RIDING EYEWEAR Ride」シリーズだ!

ライダー目線で作られた専用アイウエア

目前の路面状況やコーナー出口の目標物など、サーキットを走行中のライダーはさまざまな情報を眼から得ている。だからこそ、もし汗でメガネがズレたら、もしレンズの端が歪んで見えたら、もし近くと遠くで見え方に差があったら……ライディングに大きな影響を与えることは必至である。 

アイウエア専門店「ダブルオーグラスギア」のオリジナルメガネ「ライド」は、ライディング中のメガネの不満や不安を解消した逸品。プロレーサーの意見も参考に、04年の発売から今も熟成が続けられている。 

ライドのキーファクターのひとつが、視界が広く、ズレにくいフレームだ。メイン素材には軽量で耐久性が高い純チタンを採用。各部のパーツはヘルメット内でズレず、長時間使用しても痛くならないよう設計。日本国内のベテランメガネ職人がハンドメイドで加工している。 

もうひとつは、同店が独自に開発した+ゼロ コントラスト レンズだ。通常のレンズは部分によって光の屈折率が違い、レンズの端を通して見た映像は歪んでしまう。その弱点を克服する独自設計により、レンズ中央から最端部まで、歪みのない視界を得ることができる。またこのレンズは、裸眼よりも鮮明に物が見えるので、視力矯正が必要ないライダーにも大きな武器になるのだ。 

ライドシリーズは単なるメガネではなく、眼の機能をアップデートしてくれる、「眼のカスタムパーツ」とも言えるアイテムなのだ。

フレーム:広い視界と密着性で乗車中のストレスを解消!

「チタン製」を謳うフレームは多いが、多くはチタン合金であり、純チタン製は少ない。純チタンは軽量で高強度なほか、アレルギーなど人体への影響も小さいが、高価で加工も難しい。そのため製造は国内のベテラン職人行い、ひとつずつ手作業で加工している。 

ホールド性を高める先セル(耳に当たる樹脂部分)は、同店代表の檜垣さんが素材を厳選、手作業で切削して設計するなど、細部にライダー専用のディテールが盛り込まれている。

【コーナリング中にコースの先まで見渡せる!】Rideは前傾姿勢時に上目遣いをしても、フレームが邪魔にならないよう設計されている。また、レンズと眼の距離が近く、カーブも大きいので、視線を横に振ってもしっかりレンズ越しに見ることができる。
外側にも開くヒンジには、マルチレートの反発力を持つスプリングを内蔵。これにより、走行中にヘルメット内でズレにくく、頭部の痛みやストレスも軽減してくれる。
神経に当たる部分は薄く、骨に当たる部分は厚くなる形状。痛みを軽減しつつ、高いホールド性も実現。
ノーズパッドは汗でズレにくい特殊シリコン製。目とレンズの距離を近づけられるよう設計されている
レンズ部分は通常のメガネより湾曲が大きい5~6カーブで、横目で見た際にもフレームが邪魔にならない。
ヘルメット着用時でも装着しやすいデザイン。眼鏡用スリットがなくともスムーズな着脱が可能だ。

下側フレームをなくした2.0と小顔ライダーにおすすめのEvo

Ride シリーズは全3モデル。小振りのEvoはXS~Mサイズのヘルメット着用者に最適。また、スプリントレースなどで小さいサイズのヘルメットを着用するプロレーサーにも愛用者が多い。

RIDING EYEWEAR Ride Evo】●価格:2万2000円
【RIDING EYEWEAR Ride2.0】●価格:2万2000円

レンズ:鮮明な視覚情報がオリジナルレンズの強み

メガネのレンズは中央よりも端部の方が厚くなっており、光の屈折率も変わる。そのため眼が正面に向いた時はちゃんと焦点が合い、正しく像を結べても、左右に視線を振った際には屈折率の違う部分を通して見ることになるので、像が歪んで見えてしまう。 

同店オリジナルの+zero contrastLens は、そんな従来のレンズの弱点を克服。各部の屈折率の違いをミクロン単位で修正し、どこから見ても歪みのない像を結ぶことができる。

真ん中でも端でも、正確でクリアな視界を得るために、レンズの屈折率や曲率は各部で細かく調整されている。レンズメーカーさえも「実現不可能」と判断した性能を、同店の情熱によって実現した。
【偏光や遠近など各種レンズに対応】偏光&調光機能を加えることも可能で、遠近レンズにも対応する。LWC コートでまぶしさを抑えるなど、コーティングで様々な機能をプラスしている。

【コーティングでさらに機能をプラス!】

・耐摩耗耐久加工:キズが付きにくい
・帯電防止コート:ほこりが付きにくい
・撥水コート:汗や雨を弾く
・反射防止コート:反射を抑えて視界を鮮明に
・パワーハードコート:プラスチックをガラスよりも強化
・UVカット :紫外線による眼病のリスクを軽減他

検眼:特殊な検眼機器を駆使して正確な眼のデータを集める

+zero contrast Lensの優れた性能を生かすためには、人それぞれ異なる眼の特性をしっかり把握し、その人に最適なレンズを作成する必要がある。そのためにダブルオーグラスギアが行っているのが、ライダーの眼の動きに合わせた特殊な検眼だ。 

視力だけでなく、左右の眼の見え方の違いや、焦点を合わせるスピード、視軸の中心、黒目の位置など、特殊な検眼機でさまざまなデータを取得。オーダーメイドでレンズを作成する。

人によって眼の特性は千差万別。さらに左右の眼の性能は均一ではない。同店の検眼では、独自にライダー用データを入力した検眼機で、視力だけでなく両眼の機能も個別に測定し、レンズを作成してくれる。

あごを突き出しがちな人は今のメガネが不適切かも】レンズの上端を通して見ると焦点が合わないなど、メガネが合っていない人に多い。疲労や不安感に繋がるので、ぜひRideを試してほしい。

出張検眼サービス「TRUNK SHOW」を全国各地で開催!

京都の店舗と同じ設備を会場に持ち込んで実施する出張検眼サービス「TRUNK SHOW」を、全国各地で開催予定。Rideシリーズの開発者で同店代表の檜垣晃彦が検眼を行い、ひとりひとりに合ったレンズを作成する。 

近日開催は、大阪&東京モーターサイクルショーの会場と、ライコランド金沢店、TOKYO BAY東雲店。検眼は予約制で、同店のWEBサイトから申し込みが可能。予約枠はまだ残っているので、眼やメガネに不安を抱えているライダーは、ぜひTRUNK SHOWでRideを手に入れよう!

◎3月19日(土)~21日(月・祝)大阪モーターサイクルショー 会場:インテックス大阪
◎3月25日(金)~27日(日)東京モーターサイクルショー 会場:東京ビッグサイト
◎4月23日(土)~24日(日)石川 会場:ライコランド金沢店
◎4月29日(金・祝)~5月1日(日)東京 会場:ライコランドTOKYO BAY 東雲店

【DOUBLE O Glass GEAR】京都府京都市左京区下鴨夜光町27-1メゾン・ルミエール1 階TEL 075-746-4747営業時間:11:00~19:00定休日:不定休(WEBサイトにてお知らせ)

関連記事