カワサキが提供するファッション性抜群のバイクアパレル
PHOTO/K.MASUKAWA TEXT/T.YAMASHITA 問/カワサキモータースジャパン 0120-400819 https://www.kawasaki-motors.com/
カワサキがアパレルに注力するようになったのは、2016年のカワサキプラザの全国展開からだ。もちろんそれまでもカワサキのロゴマークを入れたアパレルやグッズの販売を行っていたが、街着としても愛用できるファッショナブルなスタイルへと路線変更した。また、クシタニ、アールエスタイチ、カドヤ、アライ、アビレックスといった国内外のバイクウエアメーカーだけでなく、時計のカシオやふとんの西川といったメーカーともコラボレーションし、幅広いカテゴリーにわたってカワサキアイテムの充実を図っている。
カワサキといえば、〝漢〞と書いて「おとこ」と読ませるような男性的イメージが強かった。それはバイクだけでなくウエアにも反映され、アメリカのバイカーズカルチャーとの類似性も色濃かった。しかし近年のバイクユーザー、そして価値観の変遷に伴い、カワサキのイメージは多様化した。とくに若年層におけるカワサキのイメージは多彩で、カワサキブランドのアパレルはそうした時代の変化をしっかりと捉えたラインナップとなっている。
ここで紹介するアイテム群はおもにクシタニとのコラボ製品で、安全性と快適性はいうにおよばず、ファッション性も抜群だ。カワサキオーナーなら要チェックのライディングギアが豊富に揃っている。
アロフトジャケット
クシタニの最高峰ウインタージャケットで、初期耐水圧30,000mm以上、透湿性17,000g/㎡ /24h)と高性能レインウエアと同等の透湿防水性を確保。着脱式インナーは中綿にダウンフェザーを採用することで軽量に仕上がっており、腹部のストームガードの防風効果も相まって真冬のツーリングを快適に楽しめる。また、腕と背中にベンチレーションも設けており、インナーを外せば春や秋にも対応する。
エクスパンドウィンドカットパンツ
クシタニとのコラボによるライディングパンツは伸縮性がある生地を採用。表面には薄いライン模様をあしらい、裏地には肌ざわりの良い裏起毛を合わせて防寒性を高めている。シートに当たる部分は二重にして補強しており、長時間走行時の疲労も軽減する。サイドにはファスナー付きポケットを備えるほか、標準装備される膝のソフトプロテクターは高さ調節が可能で、着用者の体格に合わせて適切な位置に装着することが可能だ。
防寒アンダーシャツ&防寒レギンス
身体が発散する水分を熱に変える吸湿発熱素材を採用。さらに裏地を起毛とすることで保温力も確保している。部位によって異なる伸縮性を持つためサポーターとしての機能も持っており、手足の曲げ伸ばしを補助。スポーツライディングだけでなくジョギングなどにもな高機能アンダーウエアだ。
GPゼストウインターグローブ
ナックルガードを内蔵して安全性を確保したスポーティデザインの冬用グローブは、牛革、山羊革、合成皮革を適材適所に使って手指の運動性を確保。中綿には保温力に優れるシンサレートを採用するとともに防風フィルムもインサートし、優れた防寒性を発揮する。人差し指と親指の先端にはスマホ操作を可能とする電導素材を用いている。
ライディングスニーカー
ブーツながらもスニーカー同様の軽い履き心地を実現したライディングシューズは、カワサキオリジナルアイテムだ。つま先4cm、かかと6cmの厚底で、シート高のあるバイクでも確かな足着きを確保。サイドジップで脱ぎ履きを迅速に行えるほか、着脱式シフトカバーも付属。