【HIT-AIR/サーキットで使えるエアバッグ&プロテクター】ハーネス式エアバッグを普及させた立役者
サーキットでスポーツ走行を楽しむには、プロテクターが必須だ。昨今は素材の進化をはじめ、エアバッグタイプも充実しており、安全性、運動性、快適性が高まっている。その中でも信頼性の高い製品を紹介しよう。
PHOTO/K.MASUKAWA TEXT/T.YAMASHITA, Y.FUJITA
問/無限電光
TEL 052-807-7750
https://www.hit-air.com/
ハーネス式エアバッグを普及させた立役者
無限電光は1995年よりバイクの転倒事故におけるエアバッグの有用性に着目し、1998年に世界初のライダー用エアバッグジャケットとなるヒットエアーを発売。以来、イタリアのSPIDIなどにエアバッグシステムを供給し、世界的に注目と信頼を集めてきた。 内蔵ジャケットのほか、アウターとして着用するタイプなどもラインナップしている。
【RS-1】頸部の保護を強化してサーキットでの使用に特化
レーシングスーツの外側に着用するレース向けベストタイプで、キーボックス(起動装置)を背中に配置し、さらに展開時間が速いSシステムを採用する。
エアバッグのアウターは耐摩耗性に優れる600Dを用い、広範囲に広がるエアバッグが頚椎、胸部、腰を保護する。レーシングスーツのハンプに合わせて密着性を調節でき、前面と背面にはゼッケンやスポンサーロゴを入れることも可能。別売の胸部プロテクターで安全性をさらに高められる。
【RS-1】
価格:5万2800円
サイズ:M(S~L対応)、XL(XL~3XL対応)、2XL(2XL ~ 4XL対応)
背面に格納される起動用ガスボンベは60㏄タイプを使用。ワイヤー式のため故障率が低く、コストパフォーマンスにも優れる。起動装置が身体に当たる部分にはパッドを備えるほか、同社製胸部プロテクターを装着可能だ