【レーシングスーツガイド｜イクソン】アジアフィットで日本人にもぴったりと合う着心地を提供

レーシングスーツはサーキット走行のマストアイテムで、安全性と運動性の向上は日進月歩。優れたメーカーが勢揃する日本では、どれを選べばいいのか……と贅沢な悩みがつきまとう。

TEXT/T.YAMASHITA

アジアフィットで日本人にもぴたりと合う着心

アジアフィットを積極的に採用し、グローバルにブランド展開しているフランスのイクソン。レーシングスーツはMotoGPで得た知見をフィードバックしているが、市販製品の縫製や素材はより堅牢な物を採用。強度が落ちるパンチングの穴に縫製糸がかからない設計にするなど、安全性への配慮がなされている。　

人によって太さが大きく異なるふくらはぎ部分にはストレッチレザーと伸縮繊維素材を採用、ニーグリップしやすいよう膝の内側には滑り止め加工を施すなど、快適性や運動性を高めるための工夫も随所に見られる。　

日本では同社製エアバッグは展開していないが、スーツ自体はバッグの膨張に対応しているので、他社製品の併用が可能だ。

MotoGP仕様の高性能を優れたフィット感で実現

1.4mm厚の牛革をMotoGP仕様の流線形インジェクションショルダーシェルとアジアフィットで仕立てた一着。肩、肘、膝にCEプロテクターを備えるほか、肩、胸、尾てい骨、腿に衝撃吸収フォームを装備する。ストレッチレザーとケブラーなどを適材適所で使い、安全性と運動性を両立した。着脱式インナーも標準装備している。

イクソンは昨年MotoGPを引退した中上貴晶選手をサポートし、製品にフィードバックしてきた

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