HONDA CBシリーズの60年『1992 CB1000F』
水冷並列4気筒が支える“走りのCB”が還ってきた
80年代中盤から、ホンダの大排気量レーシングマシンやスポーツ車は、V4エンジンを主軸として展開しており、レプリカブームもその流れに拍車をかけた。しかし80年代が終わりを告げる頃から、かつてのオーソドックスなスタイルのバイクが“ネイキッド”と呼ばれ人気を博し、CB-F等のカスタムも大いに盛り上がりを見せるようになる。
そして91年の東京モーターショーで、ホンダは“プロジェクトBIG-1”をコンセプトにしたCB1000SFを参考出品すると、予想を超える注目を集めた。国内のオーバー750規制が解禁となったタイミングもあり、翌92年に販売開始されると、当時の厳しい免許制度にもかかわらず大ヒット。高いスポーツ性と太い走りは、カスタム派やツーリング派まで多くのライダーに受け入れられた。
『1992 CB1000F』のディテール紹介
![容量23Lの巨大な燃料タンク](https://funq.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/2_DNP-_MG_3896.jpg)
![跳ね上がったテールカウル](https://funq.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/3_DNP-_MG_3787.jpg)
![CBR1000Fベースの水冷4気筒エンジン](https://funq.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/4_DNP-_MG_3883.jpg)
![アルミ角パイプのスイングアームとリザーバータンク付きショック](https://funq.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/5_DNP-_MG_3882.jpg)
![VFRキャップ付きの太いフロントフォーク](https://funq.jp/wp/wp-content/uploads/2019/10/6_DNP-_MG_3893.jpg)