【KTM 390DUKE/TRIUMPH SCRAMBLER 400X/SPEED 400】 外車400㏄ クラス群雄割拠の時代 2024.06.24バイク Tweet Share KTM 390 DUKE シート高は820mm。前後セパレートで着座位置も前寄り。シートフレームはもちろん、メインフレームやスイングアームも新設計だ “前輪に乗る”ような前めのポジションは、いかにもKTM的でアグレッシブな印象。4ウェイのハンドルスイッチも使いやすい スタイリングにも大幅なアップデートが施され、フロントマスクをはじめとするデザインは、1290デュークにより近くなった 走行モード「トラック」は出力特性は「ストリート」と同じだが、メーター表示が変わりラップタイマーが使用可能に。「レイン」も用意 コンパクトでレーシーなマフラーを採用。3速以上のギア比はトライアンフと一緒ながら圧縮比は0.59高く設定されてパワフルに 上下対応クイックシフターをオプションで用意。他にも「トラック」モードでローンチコントロールが使用できるなど電子制御も充実 TRIUMPH SPEED 400 同社のモダンクラシックシリーズらしく、丸目1灯でDRLも採用している。光源はライセンスプレートライトを含めすべてLEDだ スピード400は390デュークほどではないが、若干前傾になって前輪荷重を稼ぐようなスポーティなポジションに設定されている 790mmと低めに設定されたシートはワンピース構造。フロント側の横幅が絞り込まれているので足つき性もかなり良好だ 指針式速度計とデジタルの組み合わせはスクランブラー400Xも同様。マップの切り替えはないが、トラコンのON/OFFが可能 スピード400とスクランブラー400Xでサイレンサーのデザインを変えるこだわりも。チェーンは520サイズでRスプロケットは43T 電子制御スロットルは装備するものの、クイックシフターの装備はなし。ステップはスクランブラー400Xよりやや後方に装備される TRIUMPH SCRAMBLER 400 X 丸目のヘッドライトデザインはシリーズ共通だが、ガードが装着されているだけでなく、ステーやトリプルツリーもオリジナル設計 ハンドル幅はスピード400の810mmに対し、901mmとワイドでブレース付き。フォークオフセットもしっかり変更されている セパレートタイプのシートは、835mmとやや高めに設定。左サイドにはゼッケンプレート風デザインのサイドカバーを装備 メーターはスピード400と共通だが、ダート走行も視野に入れるため、ABSとトラコンをカットする「オフロードモード」を搭載 1次減速、ギア比はスピード400と共通だが、Fスプロケットは1T小さい14T。チェーンを2コマ長くしてホイールベースを稼いでいる オフロード走行のために、ワイドで食いつきのいいデザインのステップを採用。ラバーパッドは工具なしで簡単に取り外せる 1 2 3 4 5 Tweet Share バイクBIKE, KTM, TRIUMPH, インプレッション, 中野真矢, 原田哲也