【ドゥカティ 2025年 ニューモデル】ブランニューも含めて8車種が登場!
2024年9月19日から始まった『ドゥカティ・ワールド・プレミア2025』と、11月5日から開催された『EICMA2024』でドゥカティは数々のニューモデルを発表した。中でも注目は新開発の890ccV2エンジンだ!
Panigale V2/S:新型Vツインを登載した歴代最軽量パニガーレ
扱いやすさを高めたスーパーバイクとしてフルモデルチェンジ。新開発V2エンジンを、軽量化を図った新設計フレームに搭載。車重は従来型よりも17kgも軽くなり、両持ち式スイングアームの採用や電子制御デバイスの最新化で、直線の最高速度よりもコーナリング速度の上昇を実現した。
ウイングレットを持たないフェアリングや燃料タンクも全面刷新し、ライダーとの一体感をより強めたデザインとした。
Streetfighter V2/S:新しいエンジンを得てよりシャープな外観に
エンジンとシャシー、電子制御デバイス群は新型パニガーレV2Sと共通だが、フェアリングなどの影響で車重は1kg軽い。
アップライトな乗車姿勢をもたらすバーハンドルへの換装だけでなく、スイングアームは30mm、ホイールベースは28mm延長するなどでディメンションを変更し、公道での扱いやすさをさらに高めている。新型パニガーレV2同様、スタンダードはビポスト、Sはモノポスト仕様となる。
Multistrada V4/S:電子制御がより高度化安全性と快適性を向上
エンジンはユーロ5+に適応するとともに燃費向上を達成。フェアリング形状の改良による空力特性向上のほか、電子制御デバイスは「ドゥカティ・ビークル・オブザーバー(DVO)」の採用ですべての精度が向上している。
また、電子制御サスペンションは、センサーの追加により快適性を高め、自動車高調整機能を追加して安全性を向上。
Multistrada V4 Pikes Peak:17インチホイールを装備しロード性能も高いクロスオーバー
フロントホイールを17インチとし、リアホイール幅をワイド化。片持ち式スイングアーム、オーリンズ製スマートEC2.0サスペンションを装備する。
2025年式はエンジンとシャシーはスタンダードと同じ変更が施されたほか、新デザインのマルケジーニ製Y字5本スポークホイールを採用。車体色はドゥカティコルセ専用カラーとなる。
DesertX Discovery:オプション装備が充実した走破性の高い冒険マシン
新たに加わったデザートXの上級仕様。エンジンとシャシーはスタンダードと同じだが、傷つきを防止する粘着式グラフィックで彩られる専用ボディカラーのほか、センタースタンド、エンジンガード、ラジエターガード、アンダーガード、グリップヒーター、大型ハンドガード、ツーリングスクリーンを標準装備し、ツーリング性能を向上。
Scrambler Icon Dark:ミニマルな装備を纏いブラックで統一された1台
ドゥカティのラインナップで唯一、空冷エンジンを搭載するスクランブラーシリーズは、新排ガス規制のユーロ5+に適応。
最もベーシックなアイコンに、燃料タンクカバー、フェンダー、サイドカバー、ラジエターサイドカバーなどをブラック仕上げとしたダークが追加された。前後ホイールはY字7本スポークのアルミキャストだ。
Scrambler Full Throttle:ブラック×ブロンズでシックなストリートトラッカー
ダートトラッカースタイルが特徴で、アイコンよりもやや低めのクロスセクション・ハンドルバーのほか、アンダーガード、テルミニョーニ製サイレンサー、クイックシフターを標準装備。
ブラックを基調としてブロンズをアクセントに用いた新しい車体色を採用する。初代スクランブラーの発売年「62」をあしらうデザインは継承された。
Scrambler 10°ANNIVERSARIO RIZOMA EDITION:スクランブラー10周年を記念した500台限定モデル
現代のスクランブラー誕生10周年記念の特別仕様車。イタリアのパーツメーカー・リゾマとコラボレートし、メタルローズのアルミパーツでメーターバイザー、エアクリーナーカバー、タイミングベルトカバー、クラッチ/ジェネレーターカバー、フットペグを彩る。
やや低めのポジションの可変式ハンドルバー、クイックシフターも装備。