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デザインのヤマハ、ふたつのヤマハ

『Two Yamahas, One Passion~デザイン展2016~』レポート 本日、2016年10月7日から10日まで、六本木ヒルズ大屋根プラザにて、ヤマハ株式会社とヤマハ発動機株式会社による合同デザイン展『Two Yamahas, One Passion〜デザイン展2016〜』が開催されている。

デザインにこだわる『ふたつのヤマハ』の融合

『ヤマハ』といえば、『デザインが美しい』というイメージはあると思う。同時に、楽器、音響機器、半導体、バイク、スノーモービル、船舶、自転車、発電機、産業用ロボット、プール……という多彩な製品をリリースしている企業でもある。

ちなみに、上記、楽器〜半導体までを生産しているのはヤマハ株式会社、バイク〜プールまでを生産しているのがヤマハ発動機株式会社だ。

ヤマハ発動機株式会社は、1955年に独立した別の会社。実は、ロゴも発動機の方はYAMAHAのMの中央が下に達している、コーポレートカラーは発動機が赤で、ヤマハ株式会社はバイオレットである……など微妙な違いがある。

しかしながら、非常に文化的でデザインに重きを置いている、深い技術力を持って多彩な事業を展開しているなど共通点も多い。

そんな『ふたつのヤマハ』が改めて共同で『&Y』としてデザイン展を行うというのは実に興味深い。今回は第2弾となるということで『&Y02』となるとのこと。

きっとこのトライの中から、『未来のあたり前』が生まれる

おそらく今では我々の日常になっている電動自転車PASだって、前3輪のスクーター、トリシティだって、こうした実験的なトライから生まれてきたハズだ。

そうでなければ、楽器からバイク、ジェットスキーや、船まで生産するという多彩な商品群は生まれてこなかったに違いない。 冒頭の写真は今回初登場のバイクを体感できる音響装置『&Y02』バイクをライディングするように音楽を演奏し、体感できるというデバイスだ。

こちらはカフェスタイルのビックVツインスポーツBOLT C-Specと、バイクに着想を得たデザインのエレキギターREVSTAR
ちょっとしたお出かけに便利というコンセプトの電動アシスト3綸自転車が05GEN。屋根があれば雨が降っても安心そうだし、フロント周りはトリシティ的な構造で安定感が高そう
多少車重が重くなったって、パワーアシストがあるから安心だ

コンセプトは“動く縁側”、 「06GEN」

先日の展示会ですでに発表されていた06GEN。動く縁側をコンセプトに、ゆっくり動くからこそできる構造を目指して作られたという。

単体で見ると不思議なデザインも、ヤマハという多彩なチャレンジをし続けている企業のコンセプトモデルだと思うと納得できる。 この素晴らしいデザインと技術を持って、次はどんな『未来のあたり前』を産み出してくれるのかと考えるととても楽しみだ。

この3連休、都心に足を向ける機会があれば、ぜひ展示を見に行って欲しい。 くわしくはこちら

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