ギタリスト&YouTuberのバイク乗り田崎慎也がお気に入りの『KUSHITANI』を語り尽くす
俺がサーキット走行会で愛用しているクシタニのレーシングスーツ 数あるウエアメーカーの中から、なぜクシタニを選ぶのか? 動きやすさ、プロテクション、管理の楽さなどを3つに分類してクシタニのレーシングスーツへのこだわりをお話しします。
田﨑慎也
バイクでできる遊びを思う存分楽しんでいるギタリスト。バイクに乗りながら喋る動画をYouTubeにアップしている。最近は寒かったので、自身の動画のオープニング曲を自宅に引きこもって作っていた。バイクの様々なシーンを想像しながら作曲するのが大好き
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田﨑慎也の“バイク乗ろうぜ” 俺がKUSHITANIの スーツを選ぶ理由
サーキットを走るのに必要なのがレーシングスーツ。走行会のクラスによっては、普段着ているツーリングのウエアや革の上下でも走行可能で、必ずしもスーツがいるわけではありません。ですが、サーキットは公道を上回る速度で走るため、安全面はとっても大事。そして「サーキットらしさ」を楽しむためにも、スーツは必要なギアです。
俺が愛用しているクシタニのスーツを一言で言うなら「最高」。なぜそこまでクシタニのスーツが最高と言い切れるのか。そんな部分を掘り下げて、これからサーキットを始めるためにスーツを考えている人や、次のスーツにクシタニを検討している方に向けて、2年ほど愛用している俺が偏見たっぷりに語ります。
クシタニのスーツが最高な理由を大きく分けると3つです。まず1つ目が動きやすさ。サーキットでのバイクの操作って、運動レベルで身体を使うんです。翌日は体のどこかが筋肉痛になるほどで、普段使わない筋肉を使っている感じ。
ってことはバイクの操作をスーツが邪魔しちゃいけないんですよね。でもクシタニはめちゃくちゃ動きやすいです。 最初は全身レザーってガッチガチで動けないんじゃないかと思っていたんですけど、その真逆。クシタニのプロトコアレザーという素材は非常に柔らかく、バイクの操作に必要な動きを一切邪魔しません。
スーツを着たまま柔軟体操もするし、バイクの様子もしゃがんで見るし、乗り降りも楽。なんなら冬のツーリングの厚着の方が動きにくいですもん。 スーツを着たまま走行会を過ごしていても負担になりません。
よほど暑くなければスーツを着たまま他の人が走っているのを見物したり、お昼ご飯を食べたり、椅子に座ってくつろいでいます。まるで最初から自分のものだったかのような着心地で、これには俺も本当に驚きました。スーツだけじゃなく、グローブやブーツも最初から柔らかく、体にフィットして馴染んでくれます。
2つ目が安全性。サーキットは公道より安全と言われますが、速度域は公道より遥かに高いんです。万が一の転倒に備えて、身体へのダメージを軽減するためにスーツが必要になるんです。
あまり思い出したくはありませんが、俺は過去に大きなクラッシュをしたことがあります。だけど運が良かったのか、スーツが守ってくれたのか打撲だけで済み、骨折や擦過傷は一切ありませんでした。クシタニのプロテクション性能の高さを、身をもって体感しました。
もちろん、その他のスーツを着て同じ状況でテストなんてことは不可能なので、俺の主観でしかないのですが、命を救われたという経験は非常に大きいです。今でもサーキットを楽しく走れていることに感謝です。
3つ目が管理の楽さ。革製品って基本的に水に弱いんです。水に濡れたから即座にダメになるということはないのですが、なるべく濡らさない方がいい。だけど突発的な雨はもちろん、走行中にかいた汗など水に晒される状況って案外多いんです。
水分を含んだまま放置しているとシミになったり、水分が蒸発する際に一緒に油分が飛んでしまい、ガチガチに硬くなってしまうんです。なので、革製品のメンテナンスってとても大事なんですけど、クシタニのプロトコアレザーを使用したスーツはメンテナンスに敏感になる必要がありません。
プロトコアレザーってすごく優秀で、水を弾いて空気は通すのでいつまでも快適に着ることができるんです。真夏の走行会なんて、体中の水分が出てるんじゃないかと思うくらい汗をかくので、革が水分を吸わないのは本当にありがたい。動きにくくならないし、メンテナンスも楽。走りや遊びに集中することができますね。以上がクシタニのスーツが最高な3つの理由です。
革が柔らかく着た瞬間から身体に馴染む。バイクに乗る前の柔軟体操や、バイクの状態の確認のためにしゃがんだり、足を上げての乗り降りの際も動きにくさは皆無だ
最後に、もしあなたが初めてのスーツ選びに悩んでいるとしたら、俺からのメッセージを。本心では、クシタニのスーツをこれでもかというくらい猛プッシュするのですが、いきなり高いスーツを買うのにためらいを感じる気持ちは分かります。
なので個人的にオススメなのがスーツのレンタルです。こういうことを言うのはアレかもしれませんが、 ぶっちゃげサーキットにハマるかどうかって人それぞれで、試してみないと分かんないですよね。それなのに、いきなり高いスーツを買うのも俺はどうなのかなと思います。
試しにスーツをレンタルして、サーキットを何度か走ってみて、この遊びを続けたいと思った時に初めて好きなスーツを買うのがいいのかなって。まさに俺がそのパターンでしたし、こうして記事を書きながらも、ユーザー視点に一番近いのが俺だと思います。 本当にクシタニはいいぞー。ぜひあなたが最高のサーキットライフを送れますように。