【青木宣篤流 断じるライテクQ&A|Part03】公道の走り方がわからない・・・・

「公道はライテクを語るべき場ではない」と断じる青木さん。公道とサーキットでは、速度域がまったく違う。速度域が違えば、考えるべきこと、やるべきこともまったく違う。だからこのふたつの舞台は、完全に別物と切り分けている。
Q27|サーキットとワインディングでは、乗り方やライン取りは異なりますか?
Q28|ワインディングでフロントとリアブレーキの使う割合は?
Q29|公道で、安全に、しかも楽しんで走る秘訣は?
Q30|公道で制限速度をオーバーせずに楽しめますか?
Q31|下りカーブではスロットルを閉じますか?
Q32|安全マージンを残したライテクとフォームを教えてください
Q33|オンロード主体のツーリングで初めて走る細い山道に入ったら下り右曲がりのカーブが途中でヘアピンだと気づきましたさらに路面には大量の落ち葉が……とにかく減速してバンクせず曲がるか落ち葉を回避できる路面にライン変更するかどうされますか?
A|まとめて回答します
よくワインディングでの走り方について、多くの質問をいただきますが、ブレーキングは直線で終わらせる。センターラインを絶対に割らない。車線の中央より左側をキープする。制限速度を守る……。公道走行に関して私が言えることは、法令遵守以外ありません。
教習所で教わったことを思い出しながら、道路交通法の範囲内で安全に走っていただきたいですね。教習所で教わったこと、そして道路交通法には、公道走行のすべてが含まれています。サーキットと公道は、まったく別の場所。
公道は、ライディングテクニックについて考えたり、実践するべき場所ではありません。もちろん、頑張る場所でもない。私は公道を走る際、頭を完全に切り替えていますし、切り替えなければならないと思っています。安全に走って、無事に帰る。これが私の考える公道走行です。