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【青木宣篤流 断じるライテクQ&A|Part07】加速がわからない・・・・

コーナーからの立ち上がり加速は、簡単なようで難しい。操作としてはスロットルレバーを捻るだけだが、リアタイヤのトラクションを感じ、適切なギアを選び、もっとも効率よく車体を前進させなければならない。

Q71|コーナーの立ち上がりでスロットルはジワッと開けますか?それともガバッと開けますか?

A|もちろん、ガバッと! 

これはあながち冗談ではなく、「ガバッと開けられるように体勢を整える」ためのコーナリングであり、ブレーキング。すべて、ガバッと開けられるために逆算しています。

ただし、スロットル開度0からの開け始めはめちゃくちゃていねいに、ジワッと、しかし素早く開けています。ですから正解は、「ジワッと(←早口)、ガバッと」です。

Q72|袖ケ浦フォレスト・レースウェイの9コーナー(ヘアピン)の立ち上がりでスロットルを開けきれませんこれはコーナーの組み立て方の問題ですか?

A|組み立て方の問題です。

コーナーのボトムスピード(最低速度)が速すぎるのでしょう。「前の人に置いていかれる!」という焦りは、ブレーキリリースを早め、コーナリングスピードを高めてしまいます。

すると、曲がり切れず立ち上がれない、という悪循環に陥ります。はやる気持ちを抑え、あと5m、ブレーキを(弱く)かけ続けてみてください。

Q73|コーナリングの時、高めのギアで低回転だとトラクションの感覚がよく分かりません
Q74|2気筒の場合、タイトなコーナーでは低いギアで高回転のまま立ち上がりに備える方が正解?それとも高いギアで速度を落としすぎないように走った方がよいですか?
Q75|トラクションがかかっているという感覚が分かりません

A|理想は「低いギアで高回転」

その方がトラクションを感じやすく、挙動も掴みやすいでしょう。ですが、「低いギアで高回転」は、かなり難易度が高い操作です。高回転域はエンジンのツキがいいため、スロットルワークにはシビアさが求められます。

ちょっとした開度の変化に、エンジンが大きく反応するからです。また、エンジンブレーキも強く出るので、とかくギクシャクしがちです。さらには、大トルクが発生しタイヤが滑りやすいというリスクもあります。まずは「4速で立ち上がっていたところを3速にしてみる」ぐらいのところから始めると穏便です。慣れたら、より低いギアにトライしてみてください。

Q76|トラクションコントロールの強弱で走りに違いってあるの?

A|あります。

トラコンの介入が強いほど、安心してスロットルを開けられます。不安なまま探り探りで走っていても、いいことはありません。

ですので私は、ビギナーの方にはトラコンを強くかけ、エンジンモードもレインなどもっともマイルドな特性で走ってもらいます。まずは安心してスロットルを開けられるのが1番です。

エキスパートはトラコンの介入を弱めますが、「右手トラコン」を行えることが前提です。

Q77|コーナリングは立ち上がり重視か旋回スピード重視かどちらが正解か教えてください

A|立ち上がり重視です。

スロットルを大きく開けることが、速さにつながるからです。立ち上がり重視=ブレーキング重視。しっかり減速してコーナリングスピードを落とすことが、よりよい立ち上がりに結びつきます。

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