【レーシングスーツガイド|クシタニ】国産レーシングスーツ製造の先駆けならではの高性能と信頼性

レーシングスーツはサーキット走行のマストアイテムで、安全性と運動性の向上は日進月歩。優れたメーカーが勢揃する日本では、どれを選べばいいのか……と贅沢な悩みがつきまとう。
TEXT/T.YAMASHITA
国産レーシングスーツ製造の先駆けならではの高性能と信頼性
日本で初めて革を用いたレース用バイクウエアを作った老舗のクシタニ。その最新モデルは、素材そのものの改良によって運動性能が高められている。今季よりMotoGPで戦う小椋藍選手をはじめとするトップライダーからのフィードバックが存分に生かされ、転倒時の破損箇所の強化を常に行っている。
とくに注目したいのはマテリアルだ。独自技術で生まれたプロトコアレザーは、しなやかで伸びる特性を持ち、フィット性と運動性を高次元で両立する。セミオーダーならさらにフィット性が高まり、激しいスポーツライディングをしっかりとサポートしてくれる。
また、クシタニではアルパインスターズのエアバッグ「テックエア10」をスーツに内蔵するサービスも行っている。購入済みのスーツでも修正して導入できるので、クシタニユーザーはぜひ検討してほい。
クシタニのすべてを凝縮したフラッグシップスーツ:K CONNECT SUIT
クシタニのシンボル「Kマーク」を身頃にあしらったデザインを採用、各部パターンやシャーリングを改良したNEXUS-Ⅱパターンによる優れた運動性能を持つ。背面には別売のキャメルバック(4730円)を内蔵でき、真夏の過酷なライディングを支える。




シャープなシルエットで運動性能は抜群!:CREDO SUIT
NEXUS-Ⅱパターンの採用で優れた運動性能を発揮。肩、肘、膝のCEプロテクターは独自設計で、運動性能を確保したまま安全性を高めている。18サイズから選択できるうえ、イージーオーダーにも対応するのでベストフィットな一着を手に入れられる。

カラーオーダーを自宅のPCでシュミレーションできる
専用サイト(https://kushitani.tech/)にアクセスすると、自在にカラーオーダーのシミュレーションができる。レザーは18色、特殊レザーは7色、ザイロンは2色、ベルクロは3色と、スーツのパーツすべてを好みのカラーで仕立てられるから、世界に一着だけのレーシングスーツを作れる。購入検討中ならぜひ試してほしい。

問/クシタニ TEL053-441-2516 https://www.kushitani.co.jp/