令和のトレンドを大予想!一般化する『オートシフター』標準装備時代がやってくる?
令和のトレンド!『オートシフター』標準装備時代がやってくる!? 平成という時代がついに幕を閉じ、令和元年もはじまってちょうど半年となる。平成という31年でバイクという乗り物は飛躍的な進化を遂げた。インジェクション化や数々の電子制御は言うに及ばずついに大排気量エンジンと同等クラスの電動バイクも登場。新しい時代の令和では、果たして何がトレンドとなるのだろうか? 今回も連載中の第4弾として『オートシフター』編をお届けしよう。かつては四輪もマニュアルが当たり前だったが、今では大半がAT車、二輪でもデュアルクラッチに驚かなくなりオートシフターの普及もはじまっている。「クラッチって昔あったよなぁ~」と振り返る時代が目前に迫っているのだ。
ダウン側も急速に普及!レースからツーリングまで威力絶大!!『オートシフター』編
シフトペダルの操作のみでギヤチェンジできるオートシフター。シフトアップ側はけっこう昔から存在したが、注目すべきはシフトダウン側の普及で、コレは電子制御スロットル、いわゆるライド・バイ・ワイヤの登場によるところが大きい。
端的に言えばシフトアップはチェンジ作業の瞬間に“点火カット”すればOK だが、シフトダウンはエンジンの“回転合わせ”を行う必要があり、ライド・バイ・ワイヤによる適切な空ブカシ(オートブリッピング)で可能になったのだ。どんな走行シーンでも、この恩恵は大きい。