BMWモータースポーツの象徴『M』を冠にするトップモデルが登場! 『BMW M 1000 RR』
“M”の名を持つロードゴーイングレーサー BMW M 1000 RR
BMWのスーパースポーツと言えば「S1000RR」だがより高いパフォーマンスを持つ、新たなグレードが加えられることになった
「Motorsport」を意味する頭文字を持つ「M1000RR」がそれだ
ここでは、そのスペックや装備を可能な限りお届けしていこう
●MAX POWER 212hp●DRY WEIGHT 170kg●MAX SPEED 306km/h
●0-100km/h ACCELERATION 3.1seconds●DOWN FORCE 16.3kg(300km/h)●PRICE ¥5,000,000-
そもそも“M”とは何か?
BMWの四輪にはMの名を冠したモデルが幾種類もある。M5セダンやM8クーペなどがそれだが、通常のラインナップに対してスポーティな装備が与えられているところが特徴だ。もっともそれも当然で、Mはそもそも「Motorsport」を意味する。より正確に記すと、BMWの別動隊として「Motorsport GmbH(有限会社モータースポーツ)」という別会社があり、そこから送り出されたモデルに「M」の文字が付けられたのだ。 この会社はかなりの歴史を持ち、設立されたのは1972年のこと。その頃隆盛を誇っていたETC(ヨーロッパツーリングカー選手権)は激烈を極め、社内の一部門でまかなうには無理があった。そこでBMWはレースに専念できるプロ集団を組織することを決定。結果、既述の別会社が誕生したのである。 その成果は早々に表れ、’73年には3.0CSL(下)がETCのメーカーズタイトルを獲得。Motorsport GmbHが開発したエンジンはフォーミュラレースでも躍動し、BMWのスポーツ性を世に知らしめたのである。 本来は競技専門の会社だったものの、やがて市販車にも関わるようになり、後に社名を「M GmbH」へ変更。いずれにしてもスピードの象徴として今に至っている。
BMW M1000RR 強力なダウンフォースを生み出すMウイングレット
9月下旬、唐突にティーザーが始まったBMWのニューモデルが、この「M1000RR」だ。マシンのシルエットとカラーリングは、「S1000RR」に近しいものだが、車名のM(=Motorsport)が示す通り、よりパワフルに、より軽量に仕上げられたハイパフォーマンス仕様である。 これまでもS1000RR・Mパッケージ/ MパッケージDDCというグレードはあったわけだが、「M」の文字が車名の頭に付けられた初のモデルとして、BMWの2輪史に名を残すことになるだろう。 注目すべき点は、昨今のトレンドであるウイングレットの装備だ。ボックス形状のそれはカーボンで成型され、時速300㎞の時点で車体フロントに13.4㎏、リアに2.9㎏のダウンフォースを発生。エンジンの出力をロスなく加速方向に活かしつつ、ブレーキング時のスタビリティ向上も図られている。

BMW M1000RR DETAILS








●ライディングモード( 7パターン)●ピットレーンリミッター●ローンチコントロール●ダイナミックトラクションコントロール●ウイリーコントロール●スライドコントロール●ヒルスタートコントロール●ダイナミックブレーキコントロール●シフトアシストPro●クルーズコントロール[/caption] M competition package


●エンジン:水冷4ストローク並列4 気筒●総排気量:999cc●ボア×ストローク:80mm×49.7mm●圧縮比:13.5:1●最高出力:212hp/14500rpm●最大トルク:113Nm/11000rpm●変速機:6速●クラッチ:湿式多板スリッパークラッチ●フレーム:アルミ鋳造フレーム●重量:192kg(Mコンペティションパッケージ191.8kg)●キャスター角:23.6°●トレール量:99.8mm●フロントサスペンション:φ45mmフルアジャスタブル倒立フォーク●リアサスペンション:フルアジャスタブルモノショック●フロントブレーキ:φ320mmダブリディスク&Mブレーキ4ピストンキャリパー●リアブレーキ:φ220mmシングルディスク&2ピストンキャリパー●フロントタイヤ:120/70ZR17●リアタイヤ:200/55ZR17●シート高:832mm●燃料タンク容量:16.5ℓ●国内参考予定価格:500万円[/caption] [caption id="attachment_653832" align="alignnone" width="900"]
