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【7月15日発売】待望の400cc4気筒スーパースポーツ Kawasaki Ninja ZX-4R SE/RRの価格と発売日が決定!

優れたハンドリング性能を実現するシャーシ

Ninja ZX-4Rは、街乗りでの扱いやすさを確保する一方、スポーツライディングやサーキット走行では、優れたスーパースポーツハンドリングを発揮。車体の主要部分には、スーパーバイク世界選手権で得られた設計思想がフィードバックされており、車体の左右バランスにも細心の注意が払われている。

また、ハイグレードなサスペンションとブレーキが、優れたハンドリングを実現。結果として、Ninja ZX-4Rにおけるコーナー進入時の特性は、Ninja ZX-10RやNinja ZX-6Rなどと同様、サーキットにおけるフルバンク状態においても、ライダーは優れたフィードバックと良好な接地感を体感できる。

これらすべてがコーナリング時の余裕をライダーに与え、他のNinja ZXシリーズと同じようにスポーツライディングの奥深さを楽しむことを可能にしている。

kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR
  • 高張力鋼製軽量トレリスフレームは、異なる径と厚さを持つパイプと、中空のスイングアームピボットセクションの組み合わせで構成。カワサキ先進の解析技術を駆使し、剛性と柔軟性をバランスさせている。
  • 重心位置、スイングアームピボットの位置、エンジン軸の位置、キャスター角などシャーシの主要寸法は、スーパーバイク世界選手権に参戦しているレーシングマシン、Ninja ZX-10RRのシャーシ設計思想がフィードバックされている。
  • 高張力鋼製のロングタイプスイングアームは、湾曲形状とし、前後重量配分を最適化。ハンドリングの軽快さと安定感のバランスを確保している。また、サイレンサーを中心寄りに配置することができ、マスの集中化とスタイリッシュでスポーティな外観にも貢献している。

SFF-BP(セパレートファンクションフロントフォーク-ビッグピストン)

kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR
  • フロントサスペンションには、ø37mmのSFF-BPを採用。SHOWA製のSFFとBPFのテクノロジーを組み合わせた先進のフロントフォークは、サーキットでのパフォーマンスと日常的な扱いやすさを両立している。
  • サスペンションのスプリングレートとダンピング特性は、Ninja ZX-25RとNinjaZX-6Rの中間となる、Ninja ZX-4R専用の設定。
  • BPFと同様、ストローク初期のスムーズな動きがブレーキング時の高い安定性を発揮。大径ダンピングピストンは、同サイズのカートリッジ式フォークで使用されるものよりもはるかに大きく、フォーク内部のオイルがより大きな表面積に作用するため、同じ減衰力を確保しながら減衰圧力を低減することができる。それにより、フォークチューブのよりスムーズな動きを可能としており、特にストローク初期でその特性が顕著に表れる。フロントサスペンションが縮み始めるときのコントロール性が高まることで、減速時に車体が前荷重になる際の姿勢変化が穏やかになり、コーナー入口におけるシャーシの安定性が向上するとともに、ブレーキング時の高い接地感を実現している。
  • 街乗りからサーキット走行までさまざまなシチュエーションに適応するフォークセッティングを採用。
kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR
  • 400㏄クラスでは初となるアジャスタブルSFF-BPを採用。ライダーの好みによるプリロード調整を可能としている。

ホリゾンタルバックリンクリヤサスペンション

Ninja ZX-10Rと同様のサスペンションレイアウトであるホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションは、プログレッシブな特性を提供。スーパースポーツハンドリングに寄与する。

kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR
  • ショックユニットとリンケージをスイングアーム上方に配置したホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを採用。これにより、エンジンや排気の熱による影響を最小限に抑え、安定した減衰性能を実現している。
  • スポーツライディングでの安心感をもたらす確実な接地感と、街乗りにおける乗り心地を確保するリヤショックを装備。

Ninja ZX-4RRにはNinja ZX-10Rと同タイプのSHOWA製BFRC-liteのリヤショックを採用。専用チューニングが施されたショックは、ストローク初期の優れた動きにより、日常走行では快適な乗り心地を実現。同時にサーキット走行では、良好な接地感をもたらしている。また、リニアな減衰力特性はさまざまな状況でライダーに安定感と安心感を与える。さらに縮み側、伸び側の減衰力調整、プリロードの調整ができ、ライダーの好みに合わせた細かいセッティングが可能となっている

kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR

高性能スーパースポーツブレーキ

デュアルディスクとラジアルマウントモノブロックキャリパーを組み合わせたフロントブレーキと、大径ディスクを採用したリヤブレーキにより、強力な制動力と優れたブレーキフィールを実現。サーキット走行では瞬時に減速してコーナーへの進入速度をコントロールできる一方、市街地走行においても操作に応じた制動力を発揮する。

kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR
  • フロントには、大径ø290mmセミフローティングデュアルディスク(有効径:ø257mm )に異径ピストン(上側:ø32mm、下側:ø30mm)を備えた対向4ピストンラジアルマウントモノブロックキャリパーを採用。ブレーキング初期からコントロール性と制動力を両立させた優れたストッピングパワーを発揮。全域で高い制動力を実現している。
kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR
  • リヤブレーキには、ø220mmのディスク(有効径:ø186mm)とピストン径ø38mmのデュアルピストンキャリパーを採用。ブレーキレバーレシオと、ブレーキパッドの素材は、制動力とコントロール性が考慮されており、荒れた路面においても扱いやすさを向上させている。
  • ニッシンの最新ABSコントロールユニットを採用。モーターサイクル用に特別開発されたこのABSは、軽量コンパクトかつ、緻密なブレーキ制御を実現している。

ホイール&タイヤ

スタイリッシュな星型5本スポークホイールは軽量化に貢献する一方で、高い剛性も確保しハンドリング性能に寄与。また、マシンの軽快で俊敏な外観イメージにも貢献している。

kawasaki ZX-4R SE / Ninja ZX-4RR
  • ダンロップ社製ラジアルタイヤGPR300を採用。ドライ、ウェットともに高いグリップ性能を有し、軽快なハンドリングと快適な乗り心地を提供する。タイヤサイズは、フロント120/70ZR17、リヤ160/60ZR17のワイドサイズ。速度域を問わず優れた安定性を発揮するとともに、スーパースポーツモデルならではの迫力あるスタイリングを形作っている。

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