ライパのディアブロマンが復活!? マンツーマンレッスンで確実にスキルアップを実感
’25年に“シーズン3”を迎えるピレリジャパンのディアブロマンコーチング。本誌主催のライパでも併催されてきたこの超少人数制スクールの内容と、独自の魅力について、シーズンイン前にあらためて紹介しよう!!
PHOTO/S.MAYUMI, PIRELLI JAPAN TEXT/T.TAMIYA
取材協力/ピレリジャパン
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/motorcycle/homepage
マンツーマン走行でのリアルタイムレクチャー
「ディアブロシリーズを購入していただいたユーザーに、せっかくならその性能を使い倒してもらえるようなライダーになってもらいたい!」
そんな思いから、ピレリジャパンが独自のコンテンツとして2023年から不定期に開催しているのが、サーキットライディングレッスン「ディアブロマンコーチング」だ。本誌が主催するライディングパーティ(通称ライパ)でも、初年度から併催されてきた。
ディアブロマンコーチングは、担当するプロフェッショナルライダーとのマンツーマン走行を基本とした超少人数制が最大の特徴。1日の受講者は最大2〜3名で、座学は他の受講者と合同になる場合もあるが、それでも受講者個々の課題や目標、マシンの特性などを考慮した、きめ細やかなレクチャーを受けることができる。
コーチングにはGPSデータロガーや車載カメラ、インカムも活用。体験受講した本誌編集長・河村は、「とくにインカム導入のメリットは大きく、走行中にリアルタイムでアドバイスを聞けるため、理解度が圧倒的に深かった」と振り返る。また、「GPSデータロガーによって自分の走りが可視化されるだけでなく、その数字やグラフが何を意味するのか、そしてそれらからどんな問題点が判明するのか、細かく教えてくれる点も魅力」と話す。
車載カメラの映像も同様だが、データというのは、それを的確に解析できる人がいてこそ役立つ。ライダーとしての経験値が非常に高いディアブロマンの能力は、ここでも大いに発揮される。
もちろん、走行前やインターバルでの座学では、理想的なライディングフォームやタイヤのウォームアップ方法をはじめ、スポーツライディングに関する多くのことを学べる。超少人数制だから質問もしやすく、レッスン時間をとにかく有意義に使うことができる。ライテク上達の近道は〝教わること〞だが、限られた時間の中でその効果を最大限に得られるレッスンのひとつが、ディアブロマンコーチングなのだ。
2025年のライパでも、ディアブロマンコーチングは不定期で併催予定。走りに悩むピレリユーザーを、伊丹孝裕さんらが扮するディアブロマンが親切丁寧に密着指導する。「独学では、いくら走り込んでもまず到達できない充実の内容。これで効果がないわけがない!」とは河村の弁。プロから学びながら安全にスキルアップを目指したいスポーツライディング好きは、実施に関する今後のアナウンスを楽しみに待とう!