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【DIRTSPORTS】普段より1速上げられる ノンポリマー&100%エステル化学合成オイル A.S.H FS MOTO-SPEC【インプレ】

PHOTO/A.Kusudo 楠堂亜希 TEXT/H.Kishizawa 岸澤秀夫
問:ジェイシーディプロダクツ http://www.jcd-products.com
DIRTSPORTS編集長 岸澤秀夫
オフロードシーンでも話題のA.S.H.オイルをDIRT SPORTS編集長岸澤がYAMAHA YZ250FXでインプレッション!
【DIRTSPORTS編集長 岸澤秀夫】
オフロードシーンでも話題のA.S.H.オイルをDIRT SPORTS編集長岸澤がYAMAHA YZ250FXでインプレッション!
【A.S.H. FS MOTO-SPEC】
¥4,092(税込)
粘度:10W-40 10W-50 15W-50
容量:1L
成分:100% PAO+エステル化学合成オイル

【A.S.H. FS MOTO-SPEC】
¥4,092(税込)
粘度:10W-40 10W-50 15W-50
容量:1L
成分:100% PAO+エステル化学合成オイル

オイルの劣化も抑え、エンジン内を汚さない

今回紹介するA.S.H.のFS M OTO-SPECは、バイク用オイル規格のMA規格取得用の添加剤を使用したオートバイ専用オイル。ノーポリマーエンジンオイルとすることで、低温特性に優れた高い粘度のベースオイルを使用し、耐熱性と油膜強度に優れており、より過酷な条件のレーシングオイルとして設計されている。

 従来のポリマー(増粘剤)使用オイルは熱に弱く高温に晒されることで、分子構造が破壊され、スラッジを発生させてしまうが、F S MOTO-SPECはノーポリマーによりエンジン内を汚さず、オイル自体の劣化もしにくいのでスラッジによる摩耗を防ぐことができるのだ。今回は編集部のヤマハYZ25 0FXに注入。エンジンは燃焼室、ミッション、クランクとオイルを共有する一般的なタイプだ。

 A.S.H. FS MOTO-SPE Cは競合他社のレーシング/ハイスペックエンジンオイルと同様の性能を発揮しつつ、オイル自体の性能劣化が圧倒的に競合のものよりゆっくりでロングライフのイメージだ。極低速と高速域のシチュエーションが多いクロスカントリーエンデューロなどでこの特性は武器になるだろう。

 またA.S.Hオイルではより上級クラスのFSE E-SPEC MO TO-SPECや、林道ツーリング、モータースポーツにも適したVS E MOTO-SPEC、PSE MO TO-SPECもラインナップする。

オイルの色は一般的な飴色。今回は10W-40を使用したが10W-50、15W-50もラインナップ
オイルの色は一般的な飴色。今回は10W-40を使用したが10W-50、15W-50もラインナップ
YZ250FX(2023年モデル)でテスト。オイルフィルターも交換したので規定の0.75mlを注入した
YZ250FX(2023年モデル)でテスト。オイルフィルターも交換したので規定の0.75mlを注入した

編集部インプレッション!

1速上げてクルージングの様に走れるイメージ

A.S.H. FS MOTO-SPECをYZ250FXに注入。僕の評価軸コースである埼玉県モトクロスヴィレッジにてテストをしました。低いギアでは全体に重いイメージでしたが、早めのシフトアップでいつもより上のギアで中回転~高回転が扱いやすく感じました。

劣化しにくく、エンジンに優しいノーポリマーなので、スプリントはもちろんエンデューロで効果を発揮しそうです。

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