初心者の「サーキットを走ってみたい」が叶います!【BATTLAXFUN & RIDE MEETING】

こんにちは! 桜井つぐみです。昨秋に続き、BATTLAX FUN & RIDE MEETINGに参加してきました。半年ぶりでしたが意外に身体は覚えているもので、前回よりできることが増えていて、レッスンの効果に驚き。そして今回も、この走行会がいかに初心者を対象に考えられているかを実感しました。
PHOTO/S.MAYUMI TEXT/S.KAWAMURA
取材協力/BATTLAX 走行会事務局(アド・エヌ内)
TEL03-3205-3083
https://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/event/track_meeting/

前回よりもスラロームが上達していてびっくり
「めちゃくちゃ楽しい!」
1本目のサーキット体験走行を終えたときの、私の第一声でした。
昨年9月に初めて参加した「バトラックス ファン&ライドミーティング」。あまりに楽しかったので、今年は3月に開催されると知り速攻でエントリーしたんです。まだまだビギナーなので、クラスは今回も「初心者クラス」にしました。
初心者クラスはとにかく敷居が低いのですが、普段のツーリングウエアで参加できるのも魅力の一つ。お楽しみとして、レーシングスーツを持っていなくても、サーキット走行まで体験できちゃうのです。
実に半年ぶりのレッスンでしたが、身体は意外に覚えているもので、前回よりもできることが増えている気がしました。なにより苦手意識しかなかったパイロンスラロームが、スムーズにできるようになっていたことに自分自身で驚きました。
悔しかったのは、コーナリングに備えての減速が苦手なままだったこと。リアブレーキ操作は自分なりに得意なんです。でも、フロントブレーキが上手く使えません。午前中、直線でのブレーキング練習で、フロントブレーキをしっかりていねいに掛けるよう習ったのに……。
とは言え進歩もありました。目線です。以前は手前を見過ぎていたので、今回は自分の行きたいポイントを遠くに置いて、先を見ることを意識しました。

嬉しかったのは、インストラクターの井形ともさんに、ライディングフォームを褒めてもらえたこと。私は「小柄なのに背中が反っていない」んだそうです。そこで次のステップとして、「なんちゃってでいいから、ハングオフにチャレンジしてみましょう」ということになりました。
なんちゃって?(笑)
バイクが静止した状態だと、お尻をずらして内足を開く姿勢が結構辛いんです。さらに、その状態でハンドルから手を放して上半身を支えるって。「走れば遠心力が働くから楽に感じるよ」とは言われましたが、なかなかきつかったです。

3本目のサーキット体験走行を終えたあと、一緒に走ってくれたインストラクターさんから「お尻はずらせるようになってきたけど、まだ身体の動きがバイクに伝わっていない。外足でタンクを押し込むようにすると、バイクも倒れるし、もっとカッコよく走れるようになるよ」とアドバイスをいただきました。

サーキットを走る機会が少ない私にとって、「速くよりもカッコよく走る」は大きなテーマです。教えてもらったこと、できたことを忘れないようメモに残したいと思います。メモがあると、次に参加するときにリセットされず、この日の続きからレッスンできますから。
少しくらい失敗してもいい環境で基礎から繰り返し練習できて、すぐにアドバイスがもらえる走行会。初心者の皆さんに参加してほしいし、何より私自身が次も参加したいです。そしていつかは初級・中級クラスにステップアップして、「なんちゃって」じゃないハングオフを華麗に決めたいです。
(桜井つぐみ)



